怖い大腸がんから身を守る【高まる発症率に備えよう】

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珍しい十二指腸のがん

稀な発症例

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十二指腸がんは十二指腸にできる悪性腫瘍の事です。十二指腸とは胃と小腸を繋ぐ消化管の事です。胃から送られてきた食物を更に消化して小腸へと送り届ける働きを有しています。この十二指腸がんは消化管に起こるがんの中では極めて珍しいタイプの病気です。発症率は平均して一パーセントあるかないかです。そのため、未だに原因を特定できないがんの一つでもあります。一般的には良性腫瘍である腺腫からがん化するものが大半だと言われています。他の臓器に起こる悪性腫瘍と同じく、遺伝的な性質が十二指腸がんの発症リスクを高めているとされており、特に大腸腺腫症と呼ばれる遺伝的な疾患を持つ人は十二指腸がんを患う確率が比較的高いと言われています。

症状と治療

十二指腸がんは初期の段階では特筆すべき症状は出ません。ある程度進行する事によって腹痛や吐き気・体重減少などの症状が現れてきます。検査は内視鏡検査やCTを使って行われます。早期がんの場合は外科治療による切除で対応が可能です。再発・転移の可能性は残りますが、予後自体は良好です。しかし、早期発見を逃して進行がんになった場合の五年生存率は二割を切るなど一転して厳しくなります。十二指腸がん対策においては早期発見・早期治療が大原則となります。十二指腸がんの治療法は、開腹手術による十二指腸の部分摘出です。主に初期がんに対する対応となります。すでに進行がんで切除不能な場合は、抗がん剤治療および放射線治療に切り替えられます。